先輩カントクたち

目の前のことを懸命に。この繰り返しで今が在る。

土居 孝典(どい たかのり)

入社年度 平成25年
舗装部
高知県立高岡高校 普通科

質問に対して、言葉の前にまずは「満面の笑み」が答えとして返ってくる土居さん。ページを飾るメイン写真撮影の笑顔も一発OK!朗らかな笑顔のせいか、仕事中に地域の方によく声をかけられ、工事のことについていろいろ尋ねられることも多いそうです。

入社のきっかけは?
就職活動時、友人の父親が経営する建設会社に就職し、コンクリートを流し込む型を作る「型枠大工」をしてから建設業一筋で今に至ります。
私は、大きな目標があるわけでなく、日々目の前にあることを精一杯こなしていこう、と思っているタイプだからか、「うちの会社に来てほしい」と誘われることが多かったです。昔は景気が良すぎて、どこも受注をたくさん受けていて、人手不足でしたからね。声がかかると、「せっかくのお誘いだから」という感じで、転職を何回かしました。ミタニ建設工業に入ったのも、一緒に現場で仕事をした大変お世話になった方にお誘いを受けたことがきっかけです。

入社してからの印象は?
穏やかで良い会社だと思います。ミタニ建設工業はもちろんですが、建設業全体が、ここ数年でずいぶん変わってきたことを実感しています。今は「計画性を持ち、効率を考えて仕事をする」というスタンスを会社が推奨する時代。「がむしゃらに働くこと」が当たり前だった昔では考えられません。いい時代になったと思いますね。おかげで趣味のバイクツーリングも楽しめます(笑)。そういう社会の流れの中でも、ミタニ建設工業は先頭を切って働く環境を良くしようとさまざまなことに取り組んでいる気がします。

仕事のやりがいは?
舗装工事は、地盤の強さや土質などの条件や、距離や角度の採り方が少し違うだけで、仕上がりを左右する繊細な仕事です。完成した道路を通る地域の人たちの姿を見ていると、「役に立てて良かった」と思いますね。
流れに身をまかせるように仕事をしてきたようですが、自分でも気づかないうちに、この仕事が「好き」「嫌い」などでは語ることができない、「自分の身体の一部」のようなものになっているんだなあと最近思うようになりました。
就職活動を頑張っている学生さんの中でも、「これだ!と思える強い目標」がなくて不安になっている人も居ると思いますが、そういう人は、目の前のことを懸命に取り組んでみたらいいかもしれません。きっと次への一歩が見えてくると思います。

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