先輩カントクたち

内定者研修が、不安を期待に変えてくれました。

伊賀上 修吾(いがうえ しゅうご)

入社年度 平成31年
土木部
高知県立高知工業高等学校 土木科

川底を深くして、大雨などの増水時に、河川の氾濫を防ぐための掘削(くっさく)工事の現場にお邪魔しました。足元に気を配りながら、工事の内容を説明してくれる伊賀上さんの笑顔が、風の強い中での取材を和やかに温めてくれました。

入社のきっかけは?
実は、高校進学時に、自分の強い意志というものはそれほどなくて、塾の先生の勧めで高知工業高校に進学しました。その後、再び高校で進路を決める際、「せっかく実業高校に入ったのだから、早く社会に出て仕事を覚えたい」と思い、就職に狙いを定めました。学校の先生に相談して勧めてもらったのがミタニ建設工業でした。時々通っていたバッティングセンターの近くに本社があるのを知っていたので親近感があり、志望しました。

入社してからの印象は?
たくさんの大人の中に右も左もわからない状態で入っていくことは、とても不安でした。でも、内定者研修でその不安が期待に変わりました。研修では、内定者全員で「手打ちうどんづくり」をしたり、ボードゲームの「人生ゲーム」をしたりしました。最初はちょっとびっくりしましたが、「建設業の仕事は、多くの人と関わり、助け合いが必要である」ということや「それぞれの個性を知り、尊重する」ことが大切だ、ということを感じました。このような工夫がたくさんの内定者研修でしたので、入社式前にはすっかり会社に打ち解けていました。企画運営をされた総務の方には感謝しています。
そんなプロセスを経ているからか、同期で集まるととても賑やかです。最近ちょっと時間が合わなくて集まれていないのですが、たまに皆で一緒にご飯を食べに行って、仕事の情報交換をしています。
また、運動会や誕生月会、防災ボランティアなども、できるだけ参加するようにしています。参加すると、違う部署の方や、めったに会えない方とも交流でき、名前を覚えてもらったり、声をかけやすくなったりするので、いい企画だと思います。

もうすぐ入社1年ですね
今の現場は一歳年上の優秀な先輩や、厳しくも優しい上司に囲まれて勉強させてもらっているので、この現場が終わるのが正直不安です。でも、もうすぐ後輩が入ってくる時期だから、そんなことも言ってられません。先輩のように、とまではいきませんが、後輩が「建設会社に就職して良かった、ミタニ建設工業の社員になって良かった」と思ってもらえるように頑張りたいです。
目下の目標は、「先輩」です!

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