先輩カントクたち

ひとりでは絶対成し得ない仕事。感謝の日々ですね。

光内 博文(みつうち ひろふみ)

入社年度 昭和58年
土木部
高知県立高知工業高校 
土木科

'98高知豪雨の復旧工事の経験を持つ光内さん。「道路や橋は普段はもちろんですが、有事の際に緊急車両や工事車両が安全に通行できるようでないといけない。」という言葉に、重みと優しさを感じました。

入社のきっかけは?
早く就職したかったので、土木系の実業高校に進学し、就職を決めました。当時は、高校生の就職口は学校の先生が主導で決めることが一般的でした。
私も先生にお任せしていましたので、先生が推薦してくれたミタニ建設工業に迷わず入社しました。今思えば、先生は会社の将来性を見据えていたのかな、と思います。おかげで40年近く会社に根を生やすことができています。

印象深い現場は?
どの現場にも思い出はありますが、なかなかできない体験と、この仕事の大切さが身に染みたのは、1998年の高知豪雨の災害復旧工事です。当時私は、高知市から春野・土佐市につながる国道56号線の拡張工事に携わっていましたが、その現場付近の山が頂上付近から大きく崩れてしまい、私たちのチームは自治体からの依頼を受け、復旧工事を請け負うことになりました。中古車会社の車が土砂に埋もれていた光景は、今でも忘れられません。また、建物に取り残された人たちを救助隊の方と一緒に助けるなど、今までにない経験をたくさんしましたね。
私たちだけでは手が足らず、社内・社外を問わず、応援をかき集めました。当然、いつもの工事のような図面はないですから、皆が経験や知恵を惜しみなく出し合い、「できることからやってみよう」と、必死でした。その時に実感したのは、「この仕事は自分一人では決して成し得ないな」ということです。
後に、感謝状をいただきましたが、喜びと同時に、この仕事の使命を大きく実感させられました。

若い社員についての感想を
新しいことを知っている若い社員には学ばせてもらっています。建設業の仕事も時代の流れに沿って進化していますからね。特にPCやスマートフォンの活用は助かっています。書類のまとめ方なども、マメできれいです。
若い世代が入ってくると活気があっていいですね。ぜひ、これからも入社してほしいです。私自身、ここしか職場を知らないので比較はできないのですが、私にとって、良い職場であることは間違いないありません。「まずは入社してみてほしいなあ」というのが、私のミタニ建設工業推薦の言葉です。

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