先輩カントクたち

一人ずつの頑張りが、大きな仕事という結晶となる。

松本 敏治(まつもと としはる)

入社年度 平成23年
土木部
中芸高校 
普通科

本現場から車で5分のところに実家があるという松本さん、故郷だからでしょうか、朗らかな笑顔が安田川の清らかな水と懐の深さを感じる濃い緑に自然に溶け合っていました。

入社のきっかけは?
私は仕事や将来に対して深刻に考えるような空気ではなかったバブル景気時の就職組だったので、先生に促されるまま量販店に就職しました。2年間働きましたが、「土木建設のほうがもっと稼げる」と聞き、工事現場の最前線である技能職としてすぐに転職しました。真面目に仕事をしていれば他社から声がかかり、ヤドカリの引っ越しみたいに好条件の会社に何度か移りました。しかし、景気が落ち込み、建設の仕事がぱったりと無くなりました。当時に勤めていた建設会社には農業部門があり、そちらに移動し、働いていたのですが、やはり建設の仕事がしたくなり、何人かにそれとなく相談していたら、ミタニ建設工業の話になり、中途採用枠で入社することができました。

入社してからの印象は?
社風が穏やかで、一体感があるように思います。
業務内でのコミュニケーションはもちろんですが、運動会や誕生月会などの社内イベントが活発ですね。
積極的に参加しています。途中入社の私を皆さんがすぐ覚えてくださり助かりました。他部署や本社の社員はもちろん、同じ部署でも現場が違うと、顔を合わす機会がなかなかない社員と関わることができる、良い機会になっていると思います。

仕事のやりがいは?
「経験を積むだけでなく、仕事に役立つ資格をとってみたら?」と妻の応援もあり、作業員時代は講習で重機操作の免許を取得することに積極的なほうでした。
すると、「技術職の経験もだいぶ積んだから、もうひと頑張りしてみたら?」とさらに励まされ、施工管理技士、いわゆる現場監督の資格取得をして今に至ります。現場監督が持つと有利な資格は試験勉強があり大変です。でも、仕事で役に立てることが増えるので積極的にチャレンジしています。今度は火薬類
取扱保安責任者ですね。本現場・トンネル工事には欠かせない発破の作業で役立つんですよ。
資格を活かしてさらに経験を重ね、共に働く人の役に立つことが、いい仕事につながり、地域の人の喜びを生むものを完成させること。これが私にとってのやりがいでしょうかね。

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