仕事の責任感を強く持ち、楽しむ心は柔軟に。

小松 茂樹(こまつ しげき)
入社年度 昭和63年
土木部
高知県立高知農業高校 農業土木科(当時)
物腰がとても柔らかく、取材の問いかけに対し照れながらも、一つひとつ丁寧に答えてくださった小松さん。趣味は、映画やドラマ鑑賞とインドア派ですが、高校生の時には、高知市内から芸西村まで、自転車で遊びによく行っていたというエピソードをお持ちで、行動力も秘め備えている監督さんです。
現場監督のやりがいや魅力は?
自分たちの仕事が地図に残るというのが、現場監督のやりがいの一つですね。地図に何もなかった場所に、自分が担当した道路や建物が記載されて残っていく。そして、工事が終わった時の達成感と感動は、本当に他に例えようがありません。地図という“記録”と自分たちの“記憶”に刻める、まるでドラマで描かれているようなロマンを一つひとつの工事現場に対して抱くことができるので、現場監督という職業は魅力的だと思います。

これまでの現場監督人生で、1番の思い出は?
九州で高速道路の工事を担当していたときに、その場で映画の撮影があって、間近で撮影を見学できたことです。釣りがとても大好きな、建設会社に勤める社員が主人公の有名な映画の撮影でした。私は邦画を観ることが好きなので、すごく興奮したのを覚えています。ミタニ社員として長年働いているなかで、映画の撮影見学は、特に珍しい出来事だったので鮮明に覚えていますが、現場監督の仕事は人々の日常を築く大切な仕事なので、担当した現場それぞれに思い出がありますね。
現場監督として、大切にしていることは?
常に高い安全意識を持ち続けていることです。当たり前のことですが、どの工事も無事故で仕上げるために、安全管理を徹底して行っています。
毎日の危険予知活動などで関係者全員に対して注意を喚起し、業務中にも突発的な危険がないかどうかに目を配ります。例えば、担当している高知ソーラーというメガソーラー発電所のように大規模な工事では、受け持ち区間を数人の現場監督に割り振って、自分の受け持ち区間の安全管理を行っています。その一日一日、一人ひとりの安全管理の積み重ねがあってこそ、工事を無事に行うことができます。
毎日の危険予知活動などで関係者全員に対して注意を喚起し、業務中にも突発的な危険がないかどうかに目を配ります。例えば、担当している高知ソーラーというメガソーラー発電所のように大規模な工事では、受け持ち区間を数人の現場監督に割り振って、自分の受け持ち区間の安全管理を行っています。その一日一日、一人ひとりの安全管理の積み重ねがあってこそ、工事を無事に行うことができます。

ミタニ建設工業の防災活動
明日という日常を大切にするために
明日という日常を大切にするために
この数十年のうちに発生するであろうと予想される、南海トラフ巨大地震。津波避難シェルターや頑丈な建物の建築、道路やトンネルの補修工事、土石流を防ぐネットの設置などのハード面の地震対策も重要です。しかし、いざという時に避難できるための準備など、防災意識を高めるソフト面の防災活動も、非常に重要です。そのため、ミタニ建設工業では、意識面での防災対策にも取り組み、防災グッズの配布や学校での防災出前授業など、多岐にわたって行わせていただいています。災害が起きる前もその後も、私たちの明日という未来を大切にするために、これからも幅広く防災活動をしていきます。