先輩カントクたち

人と触れ合い、成長する場。それが現場。

柴岡 裕幸(しばおか ひろゆき)

入社年度 平成24年
土木部
高知県立宿毛工業高校 土木科

現場のムードメーカーな柴岡さん。持ち前の明るさと気さくで、柴岡さんの周りには笑顔が自然と生まれ、ひとが集まってきます。冗談で人を和ませつつも、しっかりと後輩の指導をする姿は、まさしく「兄貴」です。

ミタニ建設工業に入社したきっかけは?
もともとは違う建設会社で働いていました。家庭の都合で地元に帰るべきか悩んでいたところ、ミタニ建設工業から声がかかり、転職することに。前の職場では、公共工事を監督する実績を積んでいたので、ミタニ建設工業でもその経験を活かしてほしいという期待を受けました。

今までの中で一番思い入れのある現場は?
入社間もない頃、北川村でTAMPOバリアという土石流対策のネットを張る防災工事を担当した現場です。
同年代の現場監督と一緒に担当しました。いい年齢の大人の男二人が、狭い部屋で一緒に数ヵ月間の寝食を共にしました。一般的なサラリーマンでは、あまり体験しないことだと思います。雑談や仕事のことも含めていろいろ話し合い、絆を深めることができたというのは、かけがえの無い経験ですね。一番の思い出です。

働いていて良かったと思えることは何ですか?
大きい現場には大きい現場の、小さい現場には小さい現場のやり方があり、特徴もそれぞれにあります。社員同士で「あの現場はここを注意してやったら上手くいったがよ」というように、人とコミュニケーションを取り合って、絶えず現場監督としてのスキルを磨くことのできる刺激があるというのは、良かったと思います。
私は勤務年数で言えば、まだまだ「若手」社員です。私よりも早く入社している若い“先輩”社員たちから、「兄さん」と呼ばれて慕ってきてくれるのも嬉しいですね。これも、ミタニ建設工業の風通しが良く、開けた職場だからでしょうか。社員同士の距離感が近く、何でも話し合いやすい環境というのは、人付き合いの好きな私にとって、この会社で働いていて良かったと思えるポイントです。

ミタニ建設工業の社員教育
新入社員現場実習
平成28年度入社の新入社員が、本現場へと研修に訪れていました。柴岡さんは、新入社員研修を実施する先輩社員の一人として教育にも熱が入ります。目まぐるしく技術が発展し、専門的な機械でも操作が簡略化されつつある今日。ミタニ建設工業では、しっかりとした新人教育を行えば、まったくの素人でも、一人前の現場監督になることができるという考えから、工業高校出身の新入社員ばかりではありません。
「次の時代を担っていくのは私たちではなく、彼らです。上の世代である私たちの役目は、若い世代に対して、段階を踏んで確実にスキルアップできる教育を行うことです。」と、柴岡さんは男気ある笑顔で答えてくれました。

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