先輩カントクたち

苦労が絶えない仕事
だからこそ、やりがいも大きい

長澤 一(ながさわ はじめ)

入社年度 平成元年
土木部・地域防災事業部
西日本短期大学 緑地工学科

丁寧な仕事ぶりで、社内の信頼も厚い長澤さん。北川村の土石流対策工事をご説明いただきましたが、とても誇らしげで現場に愛情を持たれていることが手に取るように伝わりました。

長澤さんがこの世界に入ったきっかけは?
長澤 学生時代は造園の分野を学んだため、就職する半年前まで造園会社の方に就職するつもりでしたが、父が建設業界で仕事をしていたこともあり、建設業の仕事について聞くことも多く、次第に父と同じ業界でやってみようという思いが強くなりました。当時急成長していて、これから将来有望な会社だと聞いたのがミタニ建設でした。入社して26年経ちますが、とてもやりがいのある仕事だと自信を持っています。

長澤さんは土木部・地域防災事業部で、具体的にどんな業務をされていらっしゃいますか。
長澤 主に、砂防事業と言って土砂災害を防止する事業の仕事を行っています。工事現場によっては急傾斜で危険な場所での工事もあります。スタッフ全員と密に打合せを行い、しっかりとした施工計画を立て、いかに安全で品質の良い工事ができるか、またその目標に向かって工事を完成させていくにはどうして行けば良いかなど、やりがいを挙げたらきりがない職業だと思います。私の部署は現場のほとんどが自然相手であり、どの現場をとっても一つとして同じ工事現場はありません。計画段階でさまざまなケースを想定して着手するのですが、どうしても予期せぬ事態や悪天候等に悩まさせられることも多々あり、工期の厳しい現場では苦労が絶えません。

防災事業だから、危険な場所で作業をされるわけですよね。その中での長澤さんの喜びは?
長澤 はい。その苦労した中で無事完成した工事を発注者に引き渡せた瞬間は何事にも代えられない達成感があり、それまで苦労したことなど一瞬で吹き飛ぶような喜びがあります。なりよりその苦労してやり遂げた仕事がその場所に残ることが、土木建設業ならではのすばらしさだと思っています。新人の時に配属になったのが国道での地下道を作る現場でした。今でもその道を通る度に新人だったころを思い出し、また仕事を頑張ろうと思う励みになっています。

就職活動をされている皆さんにメッセージを!
長澤 私に仕事のやりがいや楽しさを教えてくれたのが、ミタニ建設の上司・先輩方や仲間であり、その知識や経験は自分自身の財産でもあります。どんな職業についてもそれぞれに仕事のやりがいや楽しさ、苦労があると思います。短い期間内で就職活動をしなければならないことを考えれば、慎重に会社を選択する余裕がないと思われますが、焦らずに自分自身の目で切り開いて行ってほしいと思います。

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